京友禅の技法を活かしたくりすたるあーと製「花個紋iPhoneケース」

【商品化実績】工芸×花個紋

「くりすたるあーと」ってご存知ですか?

京都生まれの「くりすたるあーと」は、友禅染の技法で、絵を描き樹脂で固め、またその上に絵を描き樹脂で固める…といった作業を繰り返し、立体感ある作品をつくるアートです。

 

花個紋のiPhoneケースは、福島県の白河市にある「くりすたるあーと ひろじぃ」さんで制作してもらっています。

ひろじぃさんとの出会いも、実は「花結び手帖」がきっかけ。たまたま本屋で「花結び手帖」を見たひろじぃさんが、商品化したいとご相談してきてくれたのです!

ひろじぃさんにとって、ライセンス商品の制作は初めての体験。「どうやって進めていきましょう?」といった感じからスタートしました。

まずはアイテムの選定。

ブローチやイヤリングなども出来るのですが、残念ながら小さ過ぎて花個紋が入れられず…ひろじぃさんの工房でも、よく売れているというiPhoneケースを制作することに決定しました。

「イメージは、京都の舞子さんが持っているような、華やかで上品なものを!」とリクエストしたところ、いくつか試作品を作ってくださいました。

何度かやりとりしているうちに、

「そうだ!京都の風景をテーマに作りましょう!」

と、素敵なアイデアが降りてきました。

そこで、京都出身の花個紋スタッフが、京都の地名とそれにまつわるストーリーを作成。ひろじぃさんの作品を、そのストーリーに当てはめて行きました。

例えば「御幸町」は京都の繁華街、新京極と寺町通りの間くらいにある細い通り。豊臣秀吉が御所に行くために作った道とも言われていて、三条御幸町の角にはアートコンプレックスという演劇、音楽、アートのメッカ的存在のレトロビルがあります。

そんな賑やかで若々しいパワーを京都らしく表現したのが、「御幸町」デザインのiPhoneケースです。

どうですか?そんな風に、デザインのストーリーを知ると、素敵さが10倍、100倍になりませんか?

京都好きな海外のお友だちへプレゼントしたら、きっと喜んでもらえると思いますよ。その際は、デザインのうんちくもぜひご一緒に!

「くりすたるあーと ひろじぃ」さんがある白河市では「白河だるま」が有名なんです。そのだるまにアートを施して、すごく素敵な「くりすたるあーとだるま」を制作してらっしゃいます。こちらのだるまもよろしくお願いいたします!